ども、ツバサミカエルです。
ガールズバーでお仕事をする上で多いお悩みが「何を話したらいいか分かりません」ということです。
特に、常連さんや顔見知り客ではなく、初見のはじめましてな人との会話に、難しさを感じているキャストが多いと思います。
確かに、沈黙は怖いですよね!
最初の会話をミスると、ぎこちない空気が流れてしまい、お客様から「相性が悪い相手かも」と早急に判断されてしまう可能性があります。
今回は、会話における初手をどうするべきか?ということについて、掘り下げていきます。
切り口やコツなどをご提案していきますので、最後までお付き合いくださいね!
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【ガールズバー】最初の会話から高クオリティである必要なし

ガールズバーでの会話に悩む方は、理想が高く向上心がある証拠かもしれません!
というのも、どんな才能あるキャストや、経験豊富なベテランキャストであっても、最初の会話は「ごく普通」だからです。
キャストであるあなたも、お客様も無言で、チーン…という空気が長い時間流れることが多いのであれば、それは早急に改善しなくてはなりません。
けれど、普通に会話できている方は、磨くべきは「会話内容」ではなく、あなたが醸し出す「雰囲気」なのかもしれません。
会話の入りは、
- 自己紹介
- お客様の名前を聞く
- お酒の飲み方や好み
- この店にはよく来るのか
など、プレーンな内容で構いません。

普通のカレーライスを出されて文句言う人は少ないと思うので、難しく考えずにシンプルでOKなんです。
会話の入りは取り調べみたいにならないように注意です!
変わった切り口で会話をスタートできるのであれば、もちろんそれで良いのですが、やはり最初は普通の会話しかできませんからね(笑)
奇襲をかける必要はなし

稀に、面白ことが好きなキャストは、すぐに自分の会話に引きずり込むこともありますが、
中には「突然自分の話ばかりされても…」
とか
「挨拶とか終わって段階を踏んでからじゃないと失礼じゃない?」と感じるお客様もいますので、
自分が強烈なキャラではないのであれば、会話は普通で良いのです。
雰囲気づくりが会話にスパイスを生む

そこで気を付けなくてはいけないのが、雰囲気です。
明るい笑顔で楽しそうに話しかけてくれると、何でもない会話でもテンポよく進み、そこからお客様が楽しめる会話にスムーズに移行していけるのです。
自分と相手との、ふたりだけの特別空間を演出ってやつですかね。
こういった「好印象なファーストインプレッションの作り方」は、有名キャバ嬢やホストが実際に接客してくれる動画もたくさんありますので、大変参考になると思います。
是非検索して色々見てみて、あなたの好みの雰囲気を見つけてみてくださいね!
【ガールズバー】最初の会話|情報を取るという目で見る

あなたがお客様の目の前に立った時、実はお客様を「見ていない」ということに自覚はありますか?
「いやいや、見てますよ!」と思われるかもしれませんが、的確に見れていないケースが多いです。
どういうことかと言いますと、お客様を単に「見ている」だけで「観察していない」ということなのです。
英語で言うところの「look」と「watch」の違い、に似ているかもしれません。
厳密には違うかもしれませんが、単にお客様があなたの視野に入っているということではなく、視覚から情報を捉えるということを、肝に銘じておかなくてはならないということです。
お客様によっては、しっかりと観察しても、あまり情報を得られない場合もあります。

ジロジロ見られても実入りの少ない客って人として残念だな。
しかしながら、まずは「話題にできることはないか?」という意識を持たなくてはなりません。
そうした目を持ちつつお客様に接し、足掛かりを掴みながら、最初の会話を広げていくという感じです。
会話の取っ掛かりを探しましょう。
【ガールズバー】最初の会話|観察+憧れの人に置き換えてみる

「しっかりと細部まで見て、このお客様から情報を少しでも多く引き出すぞ!」という姿勢でお客様を見るのですが、そこで取り入れていただきたいポイントがあります。
それが、「お客様が憧れのあの人だったら自分はどうするか?」ということです。
憧れのアイドルが目の前に座っているとしたら、色々聞きまくりたいと思いませんか?
私なら、質問が止まりません(笑)
つまり、お客様に興味を持つということと、憧れの人に接する時のようなテンションが必要ということなのです。

売れないキャストは、ココで自分のことばかりベラベラ喋って敬遠されるけど、売れる子は相手に興味や関心を持つというわけです。
【ガールズバー】最初の会話|まるでハイエナのように褒めるチャンスを伺う

好きなアイドルや有名人相手なら、何かチャンスがあったら、褒め言葉が口をついて出て来ると思います。
そんな感じで、きっかけさえあれば褒めるように心がけてください。
私は新規のお客様についたら、最低3回は褒めるという目標を設定しており、会話中も常に目を光らせ、褒めるチャンスを伺っていました。

接客における裏の目標設定は大事だよね。
突然「お客様カッコイイですよね」なんて言っても、白々しいものです。
お客様もバカではありませんから、そんな褒め方では嬉しくありません。
そうではなくて、会話の流れの中で上手く褒めていくということを、していかなければなりません。
まあ、きっかけがなければ「その鞄良いデザインですね!どこのですか?」なんて、突然ぶっこんでも構いません(笑)
その後、返しが適当にならないように注意します。
回答があったら、「へー!すっごいセンスいいですね!おしゃれだなあ。いつもお買い物はどこに行くんですか?」などと、さらに褒めつつ会話を広げていくようにしましょう。
まとめ
ガールズバーで新規のお客様についた時には、どういう会話をしてよいかどうか悩むかもしれません。
もちろん無言はいけませんので、普通に質問したりして会話していきましょう。
ただし、そこで重要なのが明るく楽しそうな雰囲気です。
それは、高度な会話術を凌駕するパワーがあります!
お客様に興味を持ち、憧れの人に出会えた感動みたいな空気を出しつつ、チャンスがあれば漏れなく褒めていく。
こうした積み重ねを繰り返していくことで、一歩ずつ確実に売れっ子に近づいていくことができます。
「自分は向いていないのかな…」なんて諦める必要はありませんからね!