ども、ツバサミカエルです。
ガールズバーでの接客業務は、時に骨が折れることもあります。
泥酔客、暴言、セクハラなど、いろんな痛客がいるものですが、無口な客ほど困るものはないと言えるかもしれません。
こちらがいくら話を振っても、一言返すだけというリアクションであれば、たかだか10分がまるで1時間かのように長く感じ、一刻も早くその場から離脱したいという思いに駆られるのは、皆同じだと思います。
そんな対応が難しい喋らない客に当たったら、どう対処するべきでしょうか?
具体的な攻略方法についてお伝えしていきたいと思います。
【ガールズバー】喋らない客を相手にすると笑顔が無くなりがち
喋らない客に相対すると、大抵のキャストは「どうしよ、何話したらいいかわからない…」と不安な気持ちと共に体がこわばり、笑顔が失われます。
こんばんは~。
…。(スマホガンミ)
…。(仏頂面)
当然の反応です。
こちらが愛想良く話しかけているのに、それに対応しないのは、大人として・人間としてどうかという話です。
お金を払っているから無口であったり、目を合わせなかったり、スマホを触ってばかりという態度でも良いと考えていることもありますが、そんな考えなら飲みに来ない方が良いというものです。
しかし、批判していても仕方ありません。
こちらも接客業としてのプライドを持ち、とりあえず笑顔と愛嬌は作ってみるようにしましょう。
コツは、機嫌が悪い子供をあやすかのようなイメージを持つことです。
お~ヨチヨチヨチ、ドウチマシタカ~?とかあやしたら、危ないプレイに発展しかねませんね。
お店のコンセプトが変わってしまう!
子供が涙目だったとしたら、あなたは笑顔いっぱいに明るい声で話しかけるのではないでしょうか?
大人相手にはつらいかもしれませんが、これは将来にも役立つスキルですから、ゲーム感覚で練習してみてください(笑)
【ガールズバー】喋らない客相手にひたすら勝手にしゃべっても可
できる売れっ子たちに喋らない客の対応を聞くと、多くは
「勝手にしゃべって相手が心を開いてくれるのを待つ」というものです。
喋らない客がどうして無言の状態を続けているのか?
それは、お客様自身にしかわかりません。
あなたがタイプではないという、ネガティブな理由から無言だという可能性もありますが、単にシャイでしゃべりたいけど出来ないという理由かもしれません。
そんな場合は、こちらが諦めずにしっかりと話しかけ続けることで、結果気に入られ良いお客様に大変身する場合もあります。
ポイントは、「確率を考え、戦略的に行動している」という点です。
売れっ子たちは、「無言の理由がわからないから、とりあえず自分が得するかもしれない行動を取っている」と言えるのです。
相手が黙っているからと、自分も黙っていては、突破口は開かれないというわけです。
ある意味、相手のことを思いやっているのではありませんね。
普通、会話の相手が無言であれば「どうしました?」と気遣ってみたり、相手に合わせて会話を慎むものです。
それが、相手の反応などお構いなしにトークを展開し続けるのですから、これは紛れもなく「自分のため」なのです。
こういった強メンタルを、安定して出せるようになることも大事ですね!
誰にでも相性が悪いお客様はいる
売れっ子キャストが、お客様のペースに合わせることなく、自分のために自分のペースで会話し、お客様獲得の確率を上げるという方法を取るとお伝えしました。
ところが、これは絶対にやらなくてはならないことではありません。
喋らない客への対応がとてもつらく、ストレスになるのであれば、無理に実行する必要はないのです。
こちらが頑張って笑顔を作って話しかけても反応が悪ければ、同じように無言を貫くという方法もあります。
私はどちらかと言えばこちらのタイプでした。
会話が弾まず「チーン…」という状態を敢えて作り、他のキャストに早めに交代してもらうという作戦です。
これにはデメリットもあります。
お店から「仕事ができない子」という烙印を押されかねないということです。
しかし、ちゃんと他のお客様をもてなし気に入られていれば、無言客の接客を数回拒否したくらいで評価は下がらないと思います。
売れっ子が「自分のペースで会話して気に入られる確率を上げる」という戦略なのに対し、
この方法は「ストレスに感じるものはさっさと切り捨て、自分が得意なところで勝負し伸ばす」という効率を重視した方法となります。
ただし、最初から「無言客はNO!」と決めつけてかかるのではなく、少しは頑張ってみてそれでもダメなら切り替える、という風にしてくださいね。
まとめ
ガールズバーには、一定の確率で痛客が来店するものですが、その中でも対応に困るのが喋らない客です。
「喋らないなら来るなよ!」という気持ちを抑え、なんとか笑顔を振りまいて、ご機嫌を取ってみましょう。
売れっ子たちは、そういったお客様もワンチャン掴めることを期待し、自分のペースで話をし続けてゴリ押しします。
しかし、こうした押す対応が苦手でしんどいと感じる場合は、無理にする必要はありません。
他のお客様が多数気に入ってくれているのであれば、わざわざ難しいお客様の対応で消耗する必要はないのです。
一応最初は努力してみて、それでも「無理だな」と思った時は、静かにして時間の経過を待っても良いでしょう。
それであなたが傷ついたり、凹んだりすることのないようにお願いします!