ディフィニティブエディション

スポンサーリンク

トゥームレイダー:エンジュランス号の乗組員記事一覧

ララは自信を失いかけてる。だから、なるべく明るく振る舞わなきゃ。でも今回の調査はなんだか不安で・・・胸騒ぎっていうのかな。ドラゴントライアングルに近づくにつれて、だんだん気分が悪くなってくるみたいで・・・冒険が楽しみでワクワクする感じとは違うんだよね。もう・・・私どうしちゃったの?最高の冒険になるはずなのに。とにかく気分転換しなきゃ。ララを誘って一杯やるかな。サムの日記の一部・・・何かがひどく気が...

ホイットマンのウザさにはびっくり。つなぎのシーン撮影で、なんであんな大騒ぎするわけ?だいたい、カメラの前に立つのがあの人の仕事でしょ?実際の調査にはなんの役にも立たないんだから。まあでも、邪馬台国を発見して撮影が始まれば、おとなしくなるかな。めんどくさい人ではあるけど、あの人、「魅せ方」だけは心得てるから。私はとにかく冷静に仕事をこなすだけ。本人には言ってないけど、こっそりララの記録も撮ってるんだ...

自分のご先祖様が暮らした土地を探す調査に参加できるなんて、すごくない?ララには何年も前に卑弥呼の話をしたけど、ララってばそれからずっと邪馬台国を探し続けてた。私はただの神話だと思って、深く考えもしなかったのに。おばあちゃんはよく、卑弥呼の話を聞かせてくれた・・・今から何千年も昔、卑弥呼は邪馬台国を治めてた。太陽は卑弥呼の命令に応じてのぼり、卑弥呼は陽の光が照らすものすべてを支配した。山や海はもちろ...

この仕事にありつけたのは、ララのおかげでもある。ララはいつも私を信じてくれた。大学の「友達」の大半は映像制作なんてくだらないって言ったけど。みんな私のこと、アメリカから来たトラブルメーカーだと思ってたし。でも、人生、トラブルだって必要でしょ?ララだって、たまにはハメ外したいって思ってた。私がちょっと手伝ってあげただけのこと。ふたりでいろんな国を旅行したな・・・ブルガリアに貧乏旅行に行ったときは・・...

ったく、なんてザマだ。優雅な隠居生活はあきらめるしかねえな。ロスの野郎を見つけたら、こぶしを一発お見舞いしてやるぜ。こんな島に俺たちを連れてきやがった礼だ。そんで、あとはふたりでこのイカれた連中を一匹残らず始末してやる。昔みてえにな。ディッキー・クロフトだけいねえのが残念だ。ディッキーの野郎が生きてたら、この島に住んでるクソッタレどもを研究したに違いねえ。怪しいカルト教団だが、ヤツの目にはさぞ「魅...

ララの言うとおりだ。ここでは何かとんでもないことが起きてる。突然嵐を引き起こす「自然」現象・・・軍の研究施設・・・太陽の女王・・・おまけにカルト教団まで・・・普通なら大がかりなドッキリだと思って当然だ。それこそ、木の陰にテレビカメラでも隠れてんじゃないかってね。そう、俺は完全にビビってる。寒いジョークを飛ばしてるのも、みんなに気づかれないようにするためだ。おかげでレイエスは今にもブチ切れそうだけど...

この島にいると、ガキの頃を思い出す。親父が暴れるたびに、兄貴とふたりで隠れた。そんなとき兄貴は、海の乙女パニアの話をしてくれた。話を聞いてるうちに、まるで海が呼んでいるように感じたのを覚えてる。海はつらい現実から逃げ出したくて、静かな海に身を投げたくなった。今こうやって浜辺を取り巻くサンゴ礁を眺めてると、あのときと同じ衝動を感じる。海草色にパニアの髪が難破船にからみつくのが見える。岩に砕ける波のし...

スポンサーリンク

page top