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【PS4】年末年始に遊び倒したいボリュームたっぷりのゲームはコレ!
( 'A`)歴代のプレイステーションを牽引してきた有名タイトルの新作が続々とラインナップされるなど、4代目となるプラットフォームを支える顔ぶれも、だいぶこなれてきた感のあるPS4。1年に1度のゆく年くる年を、そして移ろう15-16シーズンである年末年始をゲームと共に過ごそうというのであれば、大作と呼べるような1本をチョイスするのがオススメかもしれませんね。
というわけで、突然ですが、わたくしのオススメPS4ソフトは「ウィッチャー3 ワイルドハント」でしょうか。発売日は2015年5月21日と、発売からある程度の時間も経過しておりますが、今から始めてもまったく遅くはなく、むしろ幾度となく配信されてきたアップデートにより雑味が消え、リリース当初よりも、さらなるブラッシュアップが施されていて、磨きぬかれた環境は万全と言えるのではないでしょうか。
シリーズモノですが、今作から始めてもさほど問題ありません。発売日に購入して週末や連休を利用して遊び続け、11月にようやっとクリアにこぎ着けました。そんな感じでのレビューとなります。
どんなゲーム?
( 'A`)どんなゲームかと言えば、前作からおよそ35倍も拡大したというチョー広大で自然豊かなフィールドを舞台に、ウィッチャーという職業を生業とする主人公”リヴィアのゲラルト”を操作して、行方不明になった人を探したり、犯罪の容疑者を追いかけたりと、時に人助けに奔走したり、はたまた人間に襲いかかり、生きたまま臓物を引きずり出すようなモンスター退治に名乗りを上げることもできるかしら。
また、風の吹くままお宝探しに明け暮れたり、必要とあらば何かの片棒を担いでみたりと、メインとなる展開をベースに多種多彩なクエストこなして行くオープンワールドでしょうか。1本道のJRPGでは味わえないノンリニアストーリーは、洋ゲーならではの作り込みと自由度の高さを堪能できること間違いなし。シームレスなマップ展開も見逃せないわよね。
ウィッチャーとは?
( 'A`)まるで年老いた老人のような白髪に、蛇のような鋭い目、ほおに傷、そしてきな臭い動乱の世を行く抜く剣術に長け、物事に関する造詣が深く博識、炎や相手の意思を自在に操るなど、魔術のような「印」の使い手でもあるウィッチャーは、まるで超人のような存在。
しかし、何でもない人間からすれば、彼らは一様に不吉な存在でしかないのか、人々からは忌み嫌われているのよね。そんなんだから、場末のバプで1杯やろうものなら、酒がまずくなる!とばかりにDQNに絡まれることも日常茶飯事。
ここで、いちいち相手をしていてはキリがないとスルー決め込むこともできれば、下手に出て穏便に済ましたり、相手の態度が気に食わないのであれば、売られた喧嘩を買うこともできるなど、受動的に引き受けたり、突発的に起こる大小さまざまなクエストでは、多くの選択肢が提示されるなど、その都度、身の振り方をプレイヤー自身が決められるのが面白いわよね。
もちろん選んだ展開によっては、その後の着地点も大きく変わることもあり、あの時あっちを選んでいればどうなっていたのだろう?これでよかったのだろうか?と考えさせせられることも多く、ifも楽しめるかしらん。
時代背景は中世ヨーロッパ?
( 'A`)そんな感じで(どんなだ)外の世界に飛び出していくと、マップには多くの「?」が点在。そこに何があるのかと言えば、アントニオ猪木の残した名言「行けばわかるさ」の言葉通り、行けば分かるんですよ。
( 'A`)もしかしたら、金銀財宝がパンパンに詰まったお宝を発見できるかもしれないし、剣のサビにしたくなるようなピカレスクな連中が虎視眈々と待ち構えているかもしれないし、とにもかくにもウィッチャーの冒険は、足を使っての移動が基本でしょうか。通常なら徒歩や走っての移動、そして愛馬にまたがり野山を駆け巡り、超長距離を股にかけるなら、マップ上のところどころにある標識、ファストトラベルを利用することで、瞬間移動が可能となるわよん。
( 'A`)ゲームが進めば小舟での航海に加えて、遠泳や素潜りもできたりと、陸だけでなく海や河も攻めることができるのよね。
道を切り開けばそこにはモンスター
( 'A`)道中は危険に満ち満ちております。ちょっとメインストリートを外れれば、すぐにでも出現しますよクリーチャーが。場合によっては悪魔に魂を売った人間の場合もありますけど、どちらにせよタダでは済まいない状況となるので、奴らの弱点を把握しておくなど予習復習(復讐)、そして傾向と対策を欠かさないことは、ウィッチャー3の世界を生き延びる上でマストな知識となるでしょう。
( 'A`)ネットもないような1200年代では「怪物図鑑」をめくれば、相手の弱点を探ることも。アクション性だけでなく、読み物としてのテキストも充実していて、晴耕雨読なプレイスタイルも可能なウィッチャー3では、文武両道でなくてはならないようね。
装備品やアイテムを調達しよう
( 'A`)空を見上げれば移ろう天気、太陽が昇ることもあれば、月夜が闇夜を照らすこともある、時間の概念が働くこの世界。昼間と夜とでは違った表情を見せる村や街では、ちょっとした買い物も可能となりますが、序盤はしょぼくれた過疎村ばかり。
それでも頑張ってゲームをコツコツと進めてですね、ゲーム中最大の繁華街「ノヴィグラド」には是非とも足を運んでほしいものです。それまでの逼迫した生活を強いられてきたような、錆びれたド田舎とは月とスッポン。あちこち見て回りたくなるような魅力がぎっしりと詰め込まれた都市でしょうか。
眠らない街、ノヴィグラド
ウィッチャー3の装備関連いろいろ
- 武器や防具で見た目が変化する。
- 素材を集めてアイテムを作成する錬金術。
- 一部の持ち物には重量が設定されていて、一度に持ち運べる重さが決まっている、重量オーバーになるとダッシュができなくなる。
- 爆薬を作成すると戦闘が捗る。
- 特定のモンスター相手に攻撃力が増すなどのオイルが多彩。
- 伝説の武器防具には、猫や狼、熊、グリフィンなどの流派があり、作成するには各地に散らばった設計図と、それに必要な素材を集める必要がある。
- 戦闘に欠かせない剣は2本必要となる。1本は怪物用、もう1本は対人間用。
- 武器防具は使い込むと劣化するため、修理が必要。
- 各地にいる鍛冶職人にはお世話になる。
レベル上げは戦闘の繰り返しではなくクエストがカギを握る
( 'A`)アクションRPGのような部分もあるため、当然レベルアップというものがあるんだけど、ドラクエがテレレテテッテー♪なら、こちらはアァーーー!!と、人の雄叫びのような感じだったりと、冒険譚を彩るBGMも見逃せない、いや聞き逃せないかもしれない。戦闘でもヤヤヤ、ヤヤヤ、ヤヤヤヤーー♪と不気味な歌声をBGMに採用していたりとプレイヤーを飽きさせない工夫が随所にもりこまれているわね。
カードゲームでデュエル
( 'A`)それでも殺伐とした戦闘シーンや素材集めなどの散策に飽きたら「グウェント」と呼ばれるカードゲーにも興じることも。ゲラルトにカードゲームをやらないか?と勝負をふられた際の村人たちのなんとも言えない表情は一見の価値アリでしょうか。
わりとどうでも良い情報から、耳寄りな情報まで
( 'A`)周辺のザコモンスターをせっせと倒したところで得られる経験値はスズメの涙ほど。ガッツリ稼ぐにはクエストを請け負うことかしらん。村や街には掲示板があり、仕事を請け負うこともできるのよね。序盤はなにかと金欠、金策に走るには掲示板に寄せられたクエストをチェックだわよん。
何となく見え隠れする人間模様
( 'A`)ウィッチャー3のクエストは見せ方が上手というか、こちらが興味を抱くような話も多いかしらね。あまりネタバレしない程度にとどめますけど、夜な夜な井戸に出るという幽霊をどうにかして欲しいというクエストがあるのよ。コイツをどうにかしないと飲み水も確保できないし、人間に危害も加えるしと、手をこまねいていたところに、モンスタースレイヤーのゲラルトさんがお出ましなわけですよ。
この案件を2つ返事で請け負い、ゴーストバスターズよろしく誰もいなくなった廃村に足を運んでみると、いかにも出そうな雰囲気じゃないですか。辺りを調べることから始めるゲラルトの姿は、モンスタースレイヤーというよりは古畑任三郎でしょうか。足跡や血痕など手がかりとなるヒントを探していくと、幽霊の正体は非業の死を遂げた人物であることが何となく分かってくるのよね。
家の中を探せば生前の日記が。そこにはトラブルの原因となるような事柄だ記されていて、犯人はたぶんアイツだなとか分かるんですよ。並のRPGであれば、クエストを請け負いフラグが立つ→ダンジョンに行く→雑魚を倒す→ボスが登場→撃破→村に帰還→村人に感謝される。というのが大まかな流れじゃないですか。でもウィッチャー3では、まずは足跡をたどることで取っ掛かりとなるヒントを探し、そこから原因の究明に乗り出すというデザインが秀逸なのよね。
ウィッチャー3をプレーしてみて思ったこと感じたこと
リスク
- オープンワールドにありがちなバグが多い(アップデートで改善)
- 抱えるアイテムの数が膨大になると、アイテム画面のカーソル移動がやや重くなる
- 主要人物以外のキャラクターの使い回しが気になる時がある(ドラクエの村人的な)
- ふと、GTAのような近代的なゲームが恋しくなる(銃撃/車)
- マップ間を行き来する際のロードが少々
- 人からディスられる
メリット
- とにかくボリュームメガ盛り
- 独特の世界観にどっぷりと浸れる
- どこでも場所を問わずセーブできる
- 無料のDLCが多い
- 強くてニューゲーム
- アップデートを繰り返し、売り逃げしない姿勢
- 圧倒的な物量
- シームレスな探索
- メイン、サブ、その他とメリハリのあるクエストが多数
- 息抜きのグウェントに戦略性がある
- 素材を集めてのアイテム合成が面白い
- 声優さんが皆、いい声の持ち主ばかり
- 選択肢を通してプレイヤーが物語に介入できる
まとめとオレ的スコア
- アクション:9
- ストーリー:9
- 操作性:7
- 価格:7
- ロード時間:7
- テキスト:7
- 声優:8
- グラフィック:9
- キャラクター:9
- ハマり度:10
合計82点。
( 'A`)いかがでしたでしょうか?以上がPS4「ウィッチャー3 ワイルドハント」に関する、ほんのひと握りのレビューです。フィーリングとしてはですね、公式のPVを観て「おっ!」と思えたのなら、ゲーム選びの際の選択肢に含めても良いかもしれませんね。DL版も好評配信中です。
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