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相棒9 第8話「ボーダーライン」

 

 

崖下から柴田(山本浩司)という男の転落死体が発見された。刃物による傷があることから、何者かに追い詰められて転落した可能性もある。柴田は金もなく、期限切れ間近の保険証と大中小3つの鍵を持っていただけ。
柴田の奇妙な胃の内容物から事件に興味を抱いた右京(水谷豊)は、尊(及川光博)と捜査を開始。今年1月、寮付きの仕事が決まったからとアパートを出た柴田。死ぬまでの11カ月が空白であることがわかる。
大きめの鍵がレンタルコンテナのものであることが判明。柴田はコンテナを借りていたが、中で寝泊まりしていたため、契約を解除されていた。寮付きの仕事が決まっていたはずなのになぜ?やがて小さい鍵が私書箱のものであることが判明。新たな事実が浮かびあがる。
鍵とともに埋められていく空白の11カ月に隠された衝撃の真相とは…!?

 

相棒らしい鋭利で鋭く、その切っ先は触れた者すべてを斬りつけるような容赦の無い"鬱回"と呼べるエピソードでオンエア当初は特に話題となりました。

 

明日は我が身。誰にでも起こりうる人生どん底、四面楚歌、八方塞といった負のスパイラルへと堕ちて行く柴田という男の顛末は観る者すべてのテンションをジワジワと下げるだけのパワーがある作品といってもいいでしょう。

 

出演者:山本浩司

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