【PS1】ウイイレ3 ファイナルVer.の隠しチーム「F.C.ディーボ」を振り返る

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( ‘A`)「ワールドサッカー 実況ウイニングイレブン3 ファイナルヴァージョン」。1998年11月12日にリリースされたプレステ1用のソフトになりますが、日本代表がはじめて出場を果たしたフランスワールドカップが反映された、当時としてはいちばん尖っていたサッカーゲームと言えるかもしれません。

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( ‘A`)現在のように、クラブチームが収録されているわけでもなく、選手を作成できるエディットモードがあるわけでもなく、アップデートによる選手データ刷新なんて離れ業もありません。ライセンスだって日本代表のみ、あとは全て偽名収録。

それでも、当時の爆発的なサッカー人気や、任天堂を隅へと追いやった勝ち組ハードをプラットフォームとしていた点など、ウイイレを後押しするパワーは半端なく、当時としては非常に斬新だった△ボタンによるスルーパスの存在も大きかったのではないでしょうか。

なにせ時代は中田英寿の登場によって、局面を打開できるドリブラーではなく、司令塔やパサーといった選手への注目度が高まり、「アシストがカッコいい」という風潮。キラーパスで得点を取るといったシーンを再現できるウイイレとシンクロする部分は大きかったように思えます。

当時はあまりうるさくなかった時代

( ‘A`)同ソフトでは、アジアカップやワールドカップという名称をそのまま使っていたり、近年では段々と厳しくなってきている偽名に関してもユルユルだったといえるでしょう。

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( ‘A`)ブラジルのフェノメノであるロナウドは「ロアウド」、フトモモのサイズが68cmぐらいと、女性のウエスト並の左足を持つロベカルに至っては「ロベウタ・カルロス」とかそんな感じだったように記憶しております。ユニフォームについても色の組み合わせも合ってるし、けっこう再現度が高いんですよね。選手のヴィジュアルについても似てるし、古き良き時代のウイイレシーンと言うやつかもしれません。

F.C.ディーボ

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( ‘A`)隠しチームなんですけど、特定の条件をみたすことで使用可能になります。98年ワールドカップをケガや監督の意向など、さまざまな事情を理由に、落選した選手で構成された影のオールスターチームです。日本からは「カズウ」という生涯現役なカズもエントリー、スタメンには脅威の柔と剛であるロマーリオとボクシッチが君臨するなど、2TOPの破壊力は十二分ですね。

スタメン

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( ‘A`)そしてベンチには「スポーツゲーム=足の速い選手が最強」という説を唱えても、当時としては誰も異論を唱えないであろう選手のひとり「I.バウ」(イブラヒム・バ)が控えるなど、相手DFをごぼう抜き、後ろ髪引かれることもなく置き去りにできる快速韋駄天も標準装備です。

スタベン

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( ‘A`)このチームを出すには、リーグモードを「FULL」で勝ち抜かなければならず、結果として30試合ぐらい消化しなければいけないんですよね。発売当初は楽しんでやってましたけど、今回「どんな選手がいたっけか?当時はわからない選手もいたけど、今の知識とネットがあれば、解明できるかも?」と思い、発売からおよそ18年という歳月をまたぎ、再びプレーするには、ちとしんどい。

そこで、PS1~PS2をピークとし、過去に隆盛を極めていた改造コードを探してみたところ、意外にも日本ではなく海外サイトで見つけることができました。同タイトルは日本国内のみの発売にも関わらず、サッカーにはうるさい海外ユーザーも遊んでいた人が多かったようです。おかげで「8010A2CA 000F」がアンロックコードだということが分かり、これにて一件落着でしょうか。

まとめ

( ‘A`)何十年というときが経過しようとも、分からない選手は分からない、でしょうか。

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