【さくら検査研究所】HIV検査キット、痛みの少ないランセットを試してみた
( 'A`)自宅で誰にも知られず、匿名で性病検査が受けられる便利な時代になりましたが、男女問わず需要が高い検査キットといえば、感染率も比較的高いといわれているクラミジアや淋病といったポピュラーなSTDをはじめ、人類の脅威であるHIV(エイズ)あたりでしょうか。
気になる行為から数日、排尿時の違和感や痛み、これは果たしてウミなのか?それともただの我慢汁という奴なのか?という素人では到底、判別不可能な分泌物、陰部のかゆみや、女性特有のものであれば、おりものの異常などなど、「もしかして...?」という感覚に襲われることって意外と多いかもしれません。
そんな時、すぐにでもアクションを起こせれば良いのですが、仕事や学校があり、気が付いた時には夜中であったりと、タイミングよく病院に駆け込めるなんて実に稀ではないでしょうか。また、保険が効かない性病専門クリニックはお値段がちょっとお高いし、保険証で受診できる通常の病院では、どんな先生や看護婦さんに当たるかわからないし、何より恥ずかしい...と、二の足を踏んでしまうことも。
性病検査は尿検査や血液検査が大半
( 'A`)性病検査キットでも、病院で実際に受ける検査でも、男女により多少の違いはありますが、ほとんどが尿検査か血液検査が行われます。男女共通の検査内容といえば、採血によるHIVが有名でしょうか。病院であれば、注射器で血液を採取するわけですが、自宅で出来る検査キットでは、自分で採血する必要があります。実際に行ったことがある人は分かるかもしれませんが、ランセットという小さな装置を使って、自分の指から少量の血液を出させ、それを専用の紙に垂らすわけです。さすがに素人では注射器は扱えませんし、何より衛生面でも不安がつきまといます。
ランセットにニュータイプが登場
( 'A`)極端に言いますと、従来のランセットは画鋲みたいな針が飛び出して、指のはらに小さな穴を開けて、そこから血を出すという仕組みになっています。「さくら検査研究所」では、従来の検査キットに加えて「痛くないHIV検査キット」をリリース。ピンニックスライトという、金属製ではなく、安全性を追求した世界初、植物生まれの樹脂製ランセット針を採用。確実な採血とソフトな使用感といった、人に優しい設計はこれまでになかった試みと言えるでしょう。
本当に痛みが少ないのか?
( 'A`)過去の経験上、ランセット経験者として、言わせて頂きますと、従来の金属針を採用したタイプの痛みは、MAX10とした場合「2.8~3」ぐらいでしょうか。決して激痛ではありません。痛みは一瞬ですし、チクッとする程度ですけど、自分で自分を攻撃するような感じでもあるため、ちょっと構えてしまうのは確かかもしれません。
「痛くないHIV検査キット」が到着
( 'A`)注文から到着までの流れは以下のとおり。注文したのが土曜日でお休み、加えて海の日の3連休が重なったため、発送自体は営業日である7/19となりました。
- オーダー:2016年7月16日(土)14時頃
- 発送:2016年7月19日(火)12時頃(発送しましたメールを受信)
- 到着:2016年7月20日(水)9時頃
痛くないHIV検査キット
( 'A`)ゆうパックでやって来ました。品名は「雑貨」と記載されておりました。
( 'A`)本体は水色の封筒に収められているため、この時点でも中身が何であるかは分かりません。
( 'A`)横の長さは、およそ25cm、絵の具セットのような小箱といった外観ですね。
( 'A`)同梱物は返信用の封筒や検査に必要な用紙、注意書き、そしてメインであるランセット(2個)などでしょうか。絆創膏や消毒綿もあります。ひと通りの採取方法を示した説明書はイラスト入りでわかりやすいため、初めての人でも安心して使用できるはずです。
( 'A`)こちらがランセットですね。数センチと小さく、今回紹介するのは金属針を採用していない、やさしさが売りのタイプです。
実際に使ってみました
( 'A`)というわけで早速、新型のランセットを使い、ひと通りの検査を行ってみました。普段から冷え性であったり、寒くて凍えるような冬場であれば、特に事前のウォームアップが欠かせない作業となるでしょう。スポーツでいえばストレッチのようなものですね。
ランセットを当てる方の手を対象に、血流を促進させるため、お湯を張った洗面器に浸したり、マッサージをしたりと、ちょっとばかし手に気を払ってみましょう。そういったルーティーンを終えたら、これからが本番です。サクッと指先に針を突き当て、わずかな血を専用の用紙にポタリと垂らせばOKです。
痛みの度合いは?
( 'A`)前述のように、個人的には金属針を採用したランセットの痛みは、せいぜい3程度です(最大値10)。それよりも当然、下回るものと予想できますが、どうなのでしょうか。実際に試してみたところ、やや痛さが抑えられているかな?といった印象ですね。劇的には大差はありませんが、人体にソフトな素材を採用しているという先入観も手伝ってか、気持ちに余裕を持って検査に当たれるのではないでしょうか。注射のようなチクっとしたものが苦手な人にはオススメできるかもしれません。
検査結果が出るまでの日数、スピードは?
- 採血日:2016年7月23日(土)15時頃
- 投函日:2016年7月23日(土)22時頃
- 検体受理通知メール:2016年7月25日(月)9時過ぎ
- 結果日:2016年7月28日(木)13時頃
( 'A`)Web閲覧による検査結果よりもひと足先に、メールで結果を知ることができました。
検査結果の画面はこんな感じ
( 'A`)画面の一部になりますが、こんな具合に表示されます。至ってシンプルです。今回はHIVのみの検査となります。
HIV検査を受けるタイミングは3ヶ月後?
( 'A`)一般的に、不安な行為があった日から数えて、三ヶ月が経過した時点(以降)で検査を受けるのが理想的で、確実な結果が出る言われています。それ以前だと検査を受けても精度を欠いてしまうのか?さくら検査研究所にメールで問い合わせてみました。内容は以下のとおりです。一応は三ヶ月未満の状態でも検査は可能ということですが、やはり確実な結果を得たいのであれば、三ヶ月後が望ましいということのようです。
HIV検査の潜伏期間としまして、検査可能として、4~8週間を経過した後、抗体が作られます。この期間でも陽性を見つけることが出来るのですが、最終的に3か月後に再度検査をお勧めいたします。
基本情報
送料 | 650円 |
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送料無料の条件 | --- |
即日発送 | 15時迄(営業日)の注文の場合、当日発送 |
検査結果が出るまでの日数 | おおよそ4営業日 |
ドラッグストアで購入可能 | × |
検査キットの種類 | 男性用/女性用 |
検査キットの扱いやすさ | ○ |
検査項目
HIV(エイズ) | ○ |
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クラミジア | ○ |
クラミジア(のど) | ○ |
淋菌 | ○ |
淋菌(のど) | ○ |
梅毒 | ○ |
B型肝炎 | ○ |
C型肝炎 | ○ |
トリコモナス | ○ |
カンジダ | ○ |
一般細菌 | × |
ヒトパピローマウイルス | × |
マイコプラズマ | × |
ウレアプラズマ | × |
検査結果の確認方法
WEB | ○ |
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メール | ○ |
電話 | ○ |
郵送 | ○ |